dreams come true とか beatles とか。
beatlesのストロベリーフィールズフォーエバーを聞いたとき、なんでこんな途中で曲調変えちゃうんだかっこいいなと思った中学生時代
自分の心の動きとか、これからの人生とか、もっともっと単純に考えていたのだなーとざっくり思うようになりました。最近。
ストロベリーフィールズフォーエバーの歌詞はわからないまま聞いていたし、背景なんてどうでもよかったんだけど、ものすごい曲調が変わる点にびっくりして(曲が違うのかなと思った最初)結局それを当てはめるような映像が思い浮かんでこないという気持ち悪さがあったりして。かっこいいで片づけてたのはたぶんよく言えばわかさ。
悪く言えば幼さと強がり。ようするに頭で映像にすることができなかった曲。
この間、なんとなくテレビをつけたら「フラワーズ」という映画がやっていてぼんやり途中からみてしまった。
その主題歌のdreams comes true 「ねぇ」を聞いたとき。ああ、そうそう曲調が変わる感じは曲を人間ドラマにあてるとしっくりきちゃうんだよなぁって納得。
ストロベリーフォーエバー聞くと感じる「一筋縄でいかない」かんじもまた、人間ドラマにしっくり来たりする。
「どのポケットも、思い出でいっぱいの。
その服をもう脱いでみようよ。
どの思い出も、あなたの愛と一緒だから大丈夫」
なんて歌詞だけかくと薄っぺらいんだろう(笑)
すみません。ひどいこといってます。
この歌詞を曲にのせ前後関係と切り離しつつ一本の線で結んだときがっしりとらえた自分の中の曖昧模糊さんが「なるほど!!」と納得させるような。
霧が晴れるような。
あー・・・うまいんだなぁ表現が・・・。っていう。
人生のつらいときとか楽しい時を切り取った音楽ではなく、這い上がる音ってこうなっちゃう。
転落もそう。
「フラワーズ」とは別にwowwowドラマで「私という運命について」というのもみたのだけどやはりこの「ねぇ」をあてたらものすごくしっくりくるんだろうなぁとか。
http://dreamscometrue.com/FLOWERS/special/
7月末日まで、公式で最後まで聞けます。
自分が前に進めないときそっと背中を押してくれる人は、
「たいしたことないよ」と笑ってくれるひとであり
本当はこころから「よくわからないけど前に進もう」と言ってくれる人なのだとおもったりして。
曲調を変えてしまうほど踏ん張って前を見てる人のほうが私は平気な顔している人より好きだなと思ったり。ドビュッシーにおける「月」の旋律にもちょっと感じるけど絶妙なズレみたいなところに美しさを感じたりして。
人間らしい音楽みたいなことを思ったりして。たとえうまく書けてなくても書いときたくて
かくとこないからここに書いてみたわけです。
お粗末様です。